日本人が英語を苦手とする理由の一つに、使い分ける音の種類が大きく違うということが挙げられます。 母音の数だけを見ても日本語が「あ・い・う・え・お」の5種類でしか区別しないのに対し、英語では舌の前後・高低の位置によって20種類前後を使い分けています。 日本語では大きく「あ」と括ってしまう音でも、「え」に近い「あ」、「お」に近い「あ」などという様に、英語では母音が細かく区分して発音されるのです。 日本人は、音を大雑把に区別する習慣がついているので、英語の細かい音の違いを聞き分けたり、発音し分けたりするのが難しく感じるのです。 こうした事実を根拠に、英語教育の早期化が叫ばれることが多くあります。 大人になると、身の回りの言語環境に慣れ、音の聞き分けを必要最低限で済ますようになり、細かい音を区別しないどころか、意識しても区別できないようになってしまいます。 一方、小さい子どもであれば、音をどう区別するか定まっていないため、細かな音の違いを聞き分けられるようになるのです。 実際に、中学から大学まで10年以上英語を勉強してきた社会人より、年少児の時にたった1年間英語教室に通った年中児の方が上手に英語を発音するというケースは多くあります。 早期英語教育の意義が感じられる事例です。 但し、早期英語教育にも注意点はあります。 記事の続きはこちら(←クリック) 体験レッスンのお申込みはこちらから(←クリック)
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母音について
2022年3月5日
西大宮校