世界にはいろいろな言語が存在しています。
どこまでが同じ言語で、どこからが違う言語なのかを区分するのは
非常に難しい問題ですが、世界に存在する言語の数は、
およそ7,000とされることが多いです。
日本で認められている国の数は約200ですから、
国の数に対して言語の数は非常に多く感じます。
日本に住んでいれば、日本語さえ話せればほとんどの人と会話ができますが、
使われている言語が単一の国というのは実は少数派で、
多くの国では国内の地域によって異なる言語が話されているのが普通なのです。
これらの言語の中で、その起源が同じであるとされる言語をまとめて、
「語族」と括ることがあります。
例えば、英語はインドからヨーロッパにかけた地域に由来すると考えられており、
スペイン語、ロシア語などと同じ、インド・ヨーロッパ語族に属します。
他にも、お隣の中国語や、ビルマ語、チベット語などを含むシナ・チベット語族、
アフリカの大部分の言語を含む、ニジェール・コンゴ語族などいろいろな語族があります。
さて、日本語はどんな言語と共にどんな語族に含まれるのでしょうか。
実は、日本語はどの語族に含まれるべきかがわかっていない、孤立した言語なのです。
島国という特性もあり、日本語の祖先となる言語は分かっていません。
文法や語彙、発音のすべてが似ている言語も見つかっておらず、まさに天涯孤独の様相を呈しています。
改めて考えてみると、日本語はとても特徴的な言語です。
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