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英検®ライティングの採点方法(4つの観点)について説明します

英検®ライティングの採点方法(4つの観点)について説明します

2022年4月26日

2022年度第1回英検®の締め切りは5月6日(金)です。

お申し込みは完了しましたでしょうか。

6月5日の本試験まで約1か月となりましたので、ライティング対策のお話をします。

昨年1月にもアドバイスをしていますね。

AIC Kidsは日本語で考えた文章を英語に訳すのでなく、最初から英語で考えるための授業をしています。
(詳しくは、「英作文も「英語脳」で考える(Grade Pre-2の紹介)」を参照してください。)

 

 

日本語の作文も苦手なのに英語で書くなんてと思う方も少なくないと思います。

英検®3級で25~30語、準2級で50~60語、2級で80~100語、まとまった文章を書く機会が少ないと難しいですね。

 

頑張って書き上げた後、必ずチェックしたいのが、日本英語検定協会のHPに「ライティングテストの採点に関する観点および注意点」です。
3級」、「準2級」、「1級・準1級・2級」と、それぞれの級について、ライティングの採点方法や、各観点について詳しく記載されています。
実はこの4つ各観点はどの級にも共通しています。

観点(1)内容 課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由2つ)が含まれているかどうか。

観点(2)構成 英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか。

観点(3)語彙 課題に相応しい語彙を正しく使えているか。

観点(4)文法 文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか。

上記4つの観点で採点されます。

 

観点(1)内容で加点されるためには、「Yes, I agree with this idea.」「No, I don’t agree with this idea.」「I think it is a good idea to…」「I don’t think it is a good idea to…」「I think it is not a good idea to…」と意見を明確に書くことです。英検®準2級以上になると語数に余裕があるので、最後にもう一度自分の意見を書くこともできます。

2021年度第3回英検®2級の模範解答でも「I think it is a good that buildings and public areas have lights for decoration.」ではじまり、「For these reasons, I think it is a good that buildings and public areas have lights for decoration.」で終わっています。

 

観点(2)構成で加点されるためには、伝えたい情報の流れや展開を示す表現(接続詞など)を効果的に使うことが重要です。意見を二つ述べてますよ、と明確にするため「First of all,」「Second,」「For these reasons」と、文頭に記載することが重要です。2021年度 第2回 2級解答でも「I have two reasons. First,」と記載されています。「because」も重要な接続詞ですね。

 

観点(3)語彙 基本的に英語のみ使用します。英語以外の言葉を使う場合は、その言語を知らない人でも理解できるように、説明を添える必要があります。「Origami, which we make objects like birds by bending papers」といった感じです。

 

観点(4)文法 5文型で書けば大丈夫です。関係代名詞や関係副詞などを多用すると良いと書かれている参考書もありますが、無理をする必要はありません。「Because it is fun.」のような不完全な文は減点される可能性があるので注意してください。
採点の4観点について簡単に説明しました。細部情報はリンク先で確認できますので、過去問演習の参考にしてください。

 

AIC Kids各校で、体験レッスンを随時受付しています。(←クリック)

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